こんにちは。
ピアノのささっきーです。
ピアノをいざ始めよう!
と思ったとき、皆さん一番最初に何をしますか?
レッスンに通うことを決めた方も
独学でピアノを弾いてみようと思った方も
まず最初に、
ピアノを買う
ということを検討されるかと思います。
今回は、ピアノ選びのヒントになれば良いかなと思い、記事を書いてみます。
予算、大きさ、環境がポイント
- 予算
まず、ピアノを買おうと思っても、
簡単に購入できる金額ではありません。
ピアノの値段は2万円くらいで買えるキーボードタイプのものから
2000万円くらいのグランドピアノまで。
まさに、ピンキリです。
自分はピアノにどのくらいの金額をかけられるか、
それをある程度決めておきましょう。
- 大きさ
ピアノは鍵盤の数が最大88個あります。
その幅は、大体152cmくらいで、この幅を確保できるスペースを考えましょう。
それから、奥行きはさまざまで、電子ピアノタイプで奥行きがスリムなものは26cmくらい
グランドピアノですと、最大で3メートルのものもあったり。
あくまでも3メートル必要なものはコンサートグランドと言って、ホールに置いてあるコンサート用のものですで、
さすがにそれをご自宅に置ける方は少ないかと思いますが、
ピアノは部屋に置くと結構圧迫感があると思いますので、
奥行きから高さなど、ご自分のお部屋に合うサイズをあらかじめ調べておく必要がありますね。
- 環境
こちらは、ご自宅が“音を出せる“環境にあるかということです。
集合住宅にお住まいの方は、その建物の規約などがありますのでチェックが必要です。
楽器OKということでしたら、何時までOKなのか、
どういう楽器ならOKなのかをしっかり調べておきましょう。
戸建てにお住まいの方でも、地域によって取り決めがあったりしますので、
チェックしておくことが大切です。
ピアノの音=騒音と扱われてしまうことも多く、ご近所同士でのトラブルに発展することもありますので、
慎重にしておく必要があります。
まず、音が自由に出せない環境にお住まいの方は、
電子ピアノを購入することをお勧めします。
電子ピアノはヘッドフォンに繋ぐことができ、一切外に音が漏れません。
好きなお時間に好きなだけ弾くことが可能です。
ただ、鍵盤を押すことにより振動が下に伝わることがありますので、
集合住宅にお住まいで、下の階の方が気になる・・・という場合は、
ピアノの下に、防音シートなどを敷くと安心です。
これらは最近は一般家庭用にも販売されていますので、簡単に購入できると思います。
次に、昼間はそこそこ弾いて良さそう・・・という方は、
電子ピアノに加えて、アップライトピアノなども候補に入れることができそうです。
電子ピアノは、音量調節ができますのでヘッドフォンに繋がなくても小さな音でスピーカー越しに聴くことができます。
アップライトピアノは、アコースティックピアノといって電源は使わず、実際のピアノ弦で音が出ますので、
大きな音が出ます。
電子ピアノの最大音量よりも、振動などもあり、大きな音に感じます。
アップライトピアノには「消音システム」というものがついている機種もあり、
これはボタン一つで、電子ピアノに切り替えられるものです。
昼間は普通のピアノで、長時間になってしまったり夜になって、近隣の方が気になるような場合は
消音システムが組み込まれているアップライトピアノもお勧めです。
(このシステムはグランドピアノにもつけることが可能です)
特に音を出すことを気にしなくて良い、または防音室がある、などという場合は、
グランドピアノも夢ではありません。
重さがあるものですので、集合住宅の場合は、床に補強をしてくださいと言われることもあります。
搬入方法は足を外して入れる、という形ですがお住まいのお部屋の都合などでは
(お部屋の広さは可能でも、導線となる廊下や階段)搬入が難しい場合もありますので、
見積もりの際に業者に確認してもらったほうが安心でしょう。
ちなみに私の実家は階段からの搬入が難しかったため、7階建て用のクレーン車でピアノを入れました・・・。
いかがでしたでしょうか。
今回は、基本的なピアノのご説明をさせていただきました。
次回は、電子ピアノ、アップライトピアノ、グランドピアノを演奏する上での違いをお話ししたいと思います。
こちらもピアノご購入のお役に立てればと思います。
最後までお読みくだりありがとございました!
#ピアノ
#グランドピアノ