こんにちは。
ピアノのささっきーです。
今日は、ピアノだけでなく音楽を学ぼうと考えていらっしゃる初心者の皆さまへ、
拍子記号
てなんぞや?
というお話をしたいと思います。
ではスタート🎶
拍子記号とは
楽譜を見た時に、必ず始めに書かれているものが2つあります。
ピアノを始められる方は、この両方の記号が必要となってきますので、覚えておきましょう。
で、この記号の話はまたいつかするとして、その隣に書いてあるこちらです。
分数?
そう、分数のように書かれているこちら。
読み方も分数と同じ。
つまり、上の画像で言ったら「4分の3」と読みます。
これって、いわゆる楽譜というものには必ず書かれています。
これがない楽譜って存在しないかも?
レッスンに通えば、必ず講師からこの記号の意味を教わるはずです。
でも、それからしばらくしてまたこの記号の話になったとしても、記憶にない方が多いのです。
なぜかと言うと、
これって、ほんとはとっても大切な意味なのですが、乱暴な言い方をすれば、
この記号の意味が分からなくても演奏できてしまうから
なんです。
何度も言いますが、この記号の意味を知らないと本当はダメなんです。
良い音楽を演奏できないんですが、、でも、
なくても弾くことはできる。
なんだか頭がこんがらがってきたので、説明に入りたいと思います。
拍子記号の意味
この書き方ですと、どうしても算数の『分数』を連想してしまうので、数学的な頭になってしまうと思います。
ところがこれは、かなり単純です。
音符の名前を知っていれば考えなしでわかります。
ここで、音符の名前をご説明しておきます。
音符は、丸の種類や棒の付き方によってその音を伸ばす長さが変わります。
♩=四分音符(一つのばす音符)
♪︎=八分音符(上の四分音符に対して半分の長さの音符)
今回は、この二つを覚えておけばOKです。
それでは、4分の3拍子についてご説明します。
分数でいう、下の部分(分母)は音符の名前を示します。
この例でいくと、分母が4になっています。この4は、♩︎4分音符の4のことです。
そして上にある3ですが、これは、1小節に入る4分音符の数を表しています。
1小節とは縦の線で区切られた部屋の仕切りのようなもので、部屋ごとの拍の長さは同じになります。
つまり4分の3拍子は、
1小節に4分音符が3つある曲
ということを示してくれています。
よく『3拍子』とか言いますが、4分の3拍子とは、まさに3拍子の音楽のことです。
実は、この〇拍子を感じていないと音楽は上手に聴こえてきません。
ノリが悪く聴こえてしまったり、停滞気味な音楽になったり、のっぺりしたり。
一歩先を行くカッコイイ音楽になるためには、この拍子を認識することが大切です。
8分の6拍子は、もうわかりますね。
1小節に8分音符が6つ分入った曲ということです。
ただ、先ほども書きましたが、この拍子記号を知らずとも1小節の中は同じ拍子で音楽が書かれていますので、弾こうと思うと弾けてしまうのです。
なので、あまり意識しない方もいらっしゃるかと思いますが、ぜひ今後はこの拍子記号に注目していくと、演奏がよりいっそう潤ってくると思います。
今日は拍子記号について書きました。
今度は音部記号について書こうかなと思います。
それではまた!
#拍子記号
#4分の3拍子
#8分の6拍子