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Mr&Mrsささっきーブログ

音楽 ヴァイオリン解説 ピアノ解説、後は日常について書いています。

音大進学の裏側!!

こんにちは。

ヴァイオリンのささっきーです。

 


今回は、いつもの解説とは、ちょっと違って音大進学までの裏側という事で、僕が音大に行くまで、どのようにしていたかをお話していきます。

 


一般の大学入試とは、もちろん違いますし、馴染みのない方には、「こんな事やるんだ!」と、思われるかもしれません。

 

あくまで、音大に行った経験のある1人の個人的な流れなので、もちろん音大目指す人、皆に当てはまる訳ではないですが、「そんな感じなんだ」くらいのスタンスで聞いてくあげてください。

 


それでは、お話していきます。

 


まず、僕が音大を目指した時期ですが、音大を目指すには遅すぎるくらい?の高校3年生の夏でした。

 

早い人だと、音大の付属高校などあったりするので、中学生の時点で音大を目指す事になりますし、もっと早くから目指している子もいます。

なので、一般高校に通っていた僕からすると、当時地元で師事していた先生に「かなりのハンデがある」と言われました💦

 

なにがハンデかというと、音大は僕の場合、ヴァイオリン専攻ですが、じゃあヴァイオリンだけひたすら練習すれば良いかというと、そうじゃないんです。

もちろんヴァイオリンの練習時間にもハンデを負っていたと思いますが、その他の部分です。

 


僕の場合、音大の入試は

 

・実技試験ヴァイオリン

・副科ピアノ

ソルフェージュ

新曲視唱 聴音 

・楽典

・英語

 


随分昔の話ですが、これで合ってたと思います。多分、、、

 


この実技のヴァイオリンと英語以外のピアノとソルフェージュの部分です。

この部分にかなりハンデがありました。

 


大体音大目指す子は、専攻楽器と共に早い段階でピアノも弾いているし、ピアノを弾いていれば、他のソルフェージュの聴音、新曲視唱も程度問題はありますが、割と難なくこなせるみたいです。

 


ここで聴音と、新曲視唱など馴染みのない言葉が出てきたと思いますが、具体的に何をやるのかというと、簡単に説明すると

 

  • 聴音

聴音は、数回ピアノを弾いてもらっている間に、ピアノの弾いている音を聴いて、譜面におこすという事です。

 

  • 新曲視唱

新曲視唱は、試験の部屋に入ってから譜面を渡されて、最初の音だけをピアノで弾いてもらって、歌うという試験です。

 


ヴァイオリンの実技に加えて、半年でピアノと前述したソルフェージュをやらなければいけなかったので、そこから高校の勉強そっちのけで、取り掛かる事になりました。

 


それまでも、高校の勉強は、全然してなくてテストは散々でしたけど、、、

 


当時、どの音大に行くかも定まってなくて、迷っていたのですが、周りの環境にも本当に恵まれていて、憧れるヴァイオリニストの方に師事出来る事になったので、飛び上がる程嬉しかったのと、初回のレッスンは、人生で1番と言って良い程、めちゃくちゃ緊張して何も覚えてないというか、全然弾けなかった印象だけ残っています。

 


といった形で、目指す音大は決まったのですが、後々気付いた事で、音大に入った人は、早い段階で音大の先生に付いている事がほとんどです。

もちろん音大の先生についてるからといって、必ずしも受かるわけではないですが、、、

 

普通に落ちます!!笑

 


それから都内でソルフェージュを教えて頂く先生も決まり、ヴァイオリンのレッスンと共に、2週間に一度東京に通う事になります。

土曜日の夜、地元の北陸から、夜行バスに乗って、日曜日の早朝に八王子について、ヴァイオリンとソルフェージュのレッスンに行くのですが、都内でもレッスンの場所がそれぞれ離れていて、都内横断くらいの距離があって、最初は路線も多くて慣れるまで移動が大変でした。

 


またソルフェージュが午前中で、ヴァイオリンが夕方という場合があったので、そういう場合、合間の時間をどう過ごすかがネックで、1番行ったのは、カラオケですね。

音出しも出来るし、ソルフェージュの宿題とかも出来るし、何より夜行バスでは殆ど寝られなかったので、ガタガタの身体をちゃんと休める事が出来て、めちゃくちゃ助かりました。

 

その他、空き時間に初めて渋谷に行ったときは、地元のお祭りより人が全然多かったので、「今日、祭りかなんかやってんのかなぁ」なんて思ってましたが、これが普通と知った時は、愕然としました!笑

 

ヴァイオリンのレッスンは、基本ホームレッスンでしたが、時々大学のレッスン室で受ける時もあって、かなりワクワクしながら行ってました。

でもレッスンは、相変わらず緊張で上手く弾けた試しが全くないです。

ヴァイオリンだけでなく、ピアノもバリバリ弾く先生なので、いつも伴奏付きの贅沢なレッスンだったのに、上手く弾けない事にいつも凹んで帰ってました。

 


そして受験までの半年間凹み続けて、受験を迎えるのですが、本当に周りの方々のサポートもあり、お陰で進学するに至りました。

 


一般入試と違う面は、多々ありますが、やる事は一緒で勉強を地味に毎日するように、環境が整えば、後は、ひたすら練習するみたいな感じです。

 


といった感じで、普段では中々馴染みのない音大進学についてでしたが、如何だったでしょうか?

 

参考になるというより、面白かったと思って頂けたら幸いです。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

 

それではまた!!

 

#音大受

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