こんにちは。
ヴァイオリンのささっきーです。
今回は弓の持ち方について、お話していきます。
以前、弓の持ち方についてはブログ記事を出しているのですが、では今回弓の持ち方について何を解説していくかというと、皆さんが様々な方の演奏を見て、ふとこう思う事ってありませんか?
「弓の持ち方ってみんな違くない?」
って、感じた方は少なくないと思います。
後は
「先生が言っている形とは違う」
「レッスンで言われた場所と違う所を持っている」
など、ヴァイオリンを始めて最初に習った弓の持ち方ではない持ち方で演奏する方々を目にすると感じますよね。
今回は、この点についてお話していきます。
今回のテーマ
弓の持ち方の正解について
結論から言うと「最終的にはみんな違って良いんです」
「レッスンで言われた弓の持ち方と最終的に違っても大丈夫」です。
これはどう言う事かと言うと、もちろん始めたばかりの頃は、弓の持ち方をしっかりと持てるのであれば、持った方が良いですし、しっかり持った方が良いに越した事はありません。
右手の使い方は音の質への寄与度が、とても高いので大事です。
ですが、経験してきた方には、分かると思いますが、始めたばかりの頃なんて左手に意識が集中しちゃいますよね。
譜面の読み方から、音程を気にしながらの左指の押さえる場所を注意して、とても右手を意識なんて出来ないと思いますし、視覚的にも演奏中は見づらいですもんね。
なので、これ最初は一気に完璧を目指そうとせずに、「これが正解の持ち方」というより、「間違った持ち方をしない」という考えの元、一つ一つチェックしていく形が良いです。
前述した通り、僕も弓の持ち方を解説していますが
「これが正解の持ち方」
というより
「こういう持ち方になると後々悪影響になるよね」
といったスタンスで、持ち方もあくまでもそれを元にオーソドックスを解説しています。
パッと思い付くのが、野球でいうバッターのスイングフォームがそれぞれ違うように、ピッチャーが投球フォームがそれぞれ違うようなイメージ(野球全然分かってないけど)に近いかもしれません。
なので、最初は「これが正解の持ち方」というより、「何をやったらマズイか」を意識すると良いです。
簡単に言えば基本的に物理法則に従っておけば、間違いはないのですが、それが難しいんですよね。
またどんどん上達していくと、手先の自律性が高くなって、自身のニーズに合わせて持ち方が少しずつ変化しますし、弓の重さもそれぞれ違えば、ヘッドの重さ、要は重心も違いますし、身体の作りも指の長さ、手のひらの大きさとの比率、腕の長さなど、個々それぞれですから、多少弓の持つ場所や形が違って当然です。
有名なヴァイオリニストの方々を例にとっても弓の持ち方は、それぞれ違います。
ただし、一つ例をとれば、小指側に指が倒れて持っている人はいませんよね。
というように
「間違った持ち方」
というか
「一定のルール」
というのはありますが
「これが正解」
という持ち方はありません。
ある一定のルールに則って、最終的には自律していくイメージです。
以上になりますが、如何だったでしょうか?
ヴァイオリンは左手の動きに意識が行きがちですが、最初にもお伝えした通り音の質に大きく影響しているのは右手なので、気になる方は「何がマズイのか」からチェックしてみてください。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
動画でも解説しているので、気になる方は是非動画の方もチェックしてみてください。
【みんな違う?弓の持ち方の正解とは?】
https://youtu.be/JLPahvZU_ZQ
それではまた!!
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