こんにちは。
ヴァイオリンのささっきーです。
今日は、前回のつづきです。
今回のテーマ
弓の持ち方についてvol.2
さて、本日は、いよいよ弓を持ちましょう!
前回の鉛筆の持ち方の形をそのまま移行します。
先ず左手で弓を地面と平行になる様に持ちます。
そして、右手で口の丸いキツネを作ります。
そこから弓を持つのですが、鉛筆と弓の形状が違う点を確認しましょう。
弓の元の方に凹みが確認出来ますが、ここに親指はきません。
凹みの上の出っ張りの部分に親指がきます。
これが確認出来たら、凹みの上の出っ張りの部分に親指がくる様に、弓を咥える形で、しっかり持ちましょう!
ここで、先ず前回解説した必ず親指が丸くなっている事を確認して、人差し指側にも少し倒しておきましょう。
それが出来たら、キツネの耳にあたる人差し指と小指を弓につけます。
人差しの第一関節部分を弓に、引っ掛け、小指は弓を跨がないように、ちょこんと乗せます。
小指は突っ張ら無いように注意です。
ここまで出来たら、前回同様しつこいですが、確認です。
・親指は丸くキープ!
・人差し指側に少し倒す形をキープ!
・小指の形も突っ張ってないか!
・人差しから親指にかけてしっかり丸くなり、指全体で筒状を形成しているか!
そして弓の場合、ここから更に注意が必要なのですが、これが最終確認です。
これまでは、ミクロでチェックしていた物を、マクロでチェックする感じです。
今までは、一つ一つのパーツを組み立てて、最後に形を整えるみたいな感じです。
それでは、その最終確認に行きましょう!
それは「指で弓を上からつまむ形になっていないか」です。
弓は、つまむのではなく、「指を横から添えるのです」
つまむ形になってしまっている人は、多くの方が、中指と薬指指が、人差し指と小指に対して出っ張っている。もしくは右手首が折れ曲がっていますので、チェックしてみてください。
これもしっかり出来ていないと、弓がヴァイオリンの上で安定しません。
確認してオッケーでしたら、そのまま弓を地面に対して直角になる様に持ってください。
平行のままだと、小指に弓の重さが掛かってくるので、最初の内は、すぐ崩れてしまいます。
直角に弓を移動出来たら、そのまま左手を離しましょう!
その際また、親指などチェックしてみてください。
形をキープ出来ているなら、そのまま左右に弓を10回程度動かします。
そして、もちろん動かした後が大事です。
・親指は丸くキープ!
・人差し指側に少し倒す形をキープ!
・小指の形も突っ張ってないか!
・人差しから親指にかけてしっかり丸くなり、指全体で筒状を形成しているか!
これらをチェックですね。
これで形が崩れて無ければ、完成です。
さて、長々と説明してきましたが、これで弓も持ち方は、完成です。
前回の分を含め、これを1日で、全部やろうとしなくても大丈夫です。
題名に完全解説と銘打ったからには、と思い「これ以上は、個別で見ないと分からないよ!」という所以外の注意点を挙げました。
以上になりますが、気楽に気長にやってみてください。
最後までお読み頂きありがとうございました。
それではまた!!
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