こんにちは。
ヴァイオリンのささっきーです。
今回はその弾き方ヤバイかも?という事で、もしかすると弾きにくいまま弾いているかもしれないポイントを挙げていきますので、もしお心当たりのある方は、是非確認してみてください。
今回のテーマ
危険な弾き方
ヴァイオリンを弾く事に関して、腕の長さや指の長さ、その他肩幅だったりと皆さん個人個人違いますし、弾き方も様々ありますが、今回挙げるポイントは共通して、自身の演奏を妨げる要因になります。
なぜ今回挙げるポイントが良くないのかも分かるように解説していきますので、気になる方は、是非最後までご覧になってみてください。
では一つ目のポイントを解説していきます。
- 弓の持つ指の小指に必要以上の力が入っている事です。
なぜ小指に力が入ってしまうと良くないのかというと、本来使うハズの弓の重さや腕の重さを邪魔してしまうからです。
ヴァイオリンを構えるとお分かり頂けると思いますが、弓は弦と弓との接点と親指の2点によって支えられています。
小指はその2点に対して外側にあるので、力が掛かってしまうと弓を浮かせようとする力が働いてしまいます。
もちろん浮かせてしまうとマズイので、大体の場合は、その力を相殺しようと他の指にも必要以上の力が入って、いざ脱力しようとしても力を抜く事が出来ない場合があります。
また別のパターンとして、たまに小指にしか力が入っていない場合もあります。
この場合は、弓が弦に触れているだけの状態に近いので、音がスカスカになってしまいます。
弓が弦の上で落ち着かないとか、暴れてしまうなど、心当たりのある方は、是非チェックしてみてください。
小指は扱いがめちゃくちゃ大事で力が入ってないと最高なヤツなんですが、力むと悪魔に変貌します!
解決する方法は、参考動画のURLを記載しますので、気になる方は参考にしてみてください。
【弾き方】しっかりとした音を出す超超超基本‼︎ - YouTube
例外として始められたばかりの方は、しっかり弓を持つ形を作らなければならないので、多少小指に力が入ってしまう事は、仕方ないと思います。
なんでもそうだと思いますが、慣れてない事って、最初はなんでも力んでしまいますから、しっかりと形を作ってから、意識してみて下さい。
次はニつ目のポイントです。
- 左肩が上がってしまっている事です。
右肩も上がっちゃダメなんですけど、今回は左にフォーカスします。
なぜ左肩を上げない方が良いかというと、簡単にいうと脱力出来なくなるからです。
想像しやすいと思いますが、肩が上がる事によって、ヴァイオリンを必要以上の力で挟み込んでしまう可能性があるのです。
そうする事によって、左指の動きも力み易いですし、ハイポジションを取る時に動きが窮屈になってしまい、それを力で解決しようと、さらに力んでしまいます。
動き自体を自分で制限しているに等しいので、肩が上がっている事が脱力出来ない一つの要因としても考えられるので、チェックしてみてください。
割と力みの根源だったりもします。
理想の形は、普段に立っている時の肩の位置です。
肩が上がっちゃっている方は、意識して慣れるまでは、楽器が落ち着かなかったりする場合がありますが、是非守ってほしい点です。
解決策は、この二つめのポイントと、この後お伝えする三つ目のポイントが相関関係にあるので、合わせて後ほど説明します。
肩を落とすだけといえばそれまでなんですが、中々難しかったりします。
それでは二つ目のポイントを踏まえて、三つ目のポイントに行ってみましょう。
- アゴに必要以上に力が入っている事です。
要は、ヴァイオリンを強く挟み過ぎてしまうということです。
先程の二つ目のポイントとも、関係している事があります。
左肩が上がっていると、自然とアゴにも力が入りすぎてしまっている場合が多いです。
また左肩が下がっていてもアゴに力が入っている場合もあるので、肩が下がっているから大丈夫というわけではなく、こちらも力みの一つの原因になり得ますので、チェックしてみてください。
理想の形は、ヴァイオリンを挟むのではなく、肩に置いて、アゴは引っ掛かっているだけというイメージです。
肩周りと首周りの力が抜けるだけで、相当指が回るようになると思います。
解決策は、アゴの力を抜く事です!というと、実際それでコツを掴める方は良いと思いますが、慣れるまでヴァイオリンを落としそうとか弾きにくいという方もいらっしゃると思いますので、一つお伝えします。
それは、ヴァイオリンを置いている位置と肩当ての位置を確認してみてください。
肩にしっかり肩当てが乗っているかどうかです。
弾き方云々もありますが、まずここが楽になると、かなり改善される時があります。
要は、まずはヴァイオリンの置いている位置で損をしないという事です。
今の形が自分に合っていれば良いのですが、始められて、今の場所が合っているのか、そうでないのか分からずに付けている方もいらっしゃるかもしれないので、確認の為にちょっと解説します。
肩当てをしない方もいらっしゃると思うんですけど、僕も挑戦した事がありますが、肩がどうしても上がり、著しくパフォーマンスが落ちたので、あきらめました!笑
本当は肩当てが無い方が、楽器は鳴るんですけどね、、、
なので、肩当てを付ける前提でお話をしていくと、肩当ては凹んでいる方ではなく、出っ張っている所を置くイメージです。
そうすると丁度肩の部分に、肩当ての凹んでいる所がフィットします。
そうすると大半の方は、自然とアゴは、ヴァイオリンの中央にくると思います。
そしてヴァイオリンは外に開きすぎないように調整してみて下さい。
理想はヴァイオリンの角度が、ナナメ45度くらいです。
これが一番基本形なのですが、割とズレている方もお見かけするので、チェックしてみてください。
もちろん個人差があり、僕自身指がめちゃくちゃ短いのもありますので、この形がやり易いのですが、指に余裕があったり腕が長い方は、この限りではないかもしれません。
肩当てもいろんな種類がありますので、色々試すのもアリですし、もちろんご自身の肩当てでも是非試してみてみてください。
少しでも弾きやすくなってもらえたら、非常に嬉しいです。
以上、現在含め今後、気付かない間に弾きにくくしているかもしれない原因を3点挙げましたが、今一度確認してみてください。
動画の方でも解説しますので、よろしければ是非参考にしてみてください。
最後までお読み頂きありがとうございました。
それではまた!!