こんにちは。
ヴァイオリンのささっきーです。
今回は、1日5分確実に上達する練習という事で、隙間時間でも出来る練習方法をご紹介していきます。
今回のテーマ
1日5分で確実に上手くなる練習
以前、記事で1日10分で上達する練習方法を紹介したのですが、今回は以前のものよりもサクッと練習出来るんじゃないかと、1日5分と時間を短めにしました。
それで今回の練習は、右手の動きを自身のコントロール下に置く為の練習なのですが、スケールを使った練習なので、音程も良くなるし一石二鳥です。
地味ですけどね、、、笑
どういった練習方法かというと
ワンボウスタッカートでの練習です。
ワンボウスタッカートとは、1音ずつスタッカート毎に弓を返すのではなく、ある一定の期間同じ方向のボーイングでスタッカートを行う技術です。
ヴァイオリンを弾くにあたって、主に右手は動いているものですが、止める、または止まっているのも動きの中で行うものなので、弓をコントロール下に置くという意味でも1つのテクニックです。
今回練習で使う譜面は、カールフレッシュというスケール教本を使っていきます。
このスケールの譜面は、練習のパターン毎に番号が振ってあるのですが、その中の単音で3オクターブを弾く5番のスケールで練習していきます。
もちろんカールフレッシュじゃなくても、他のスケールの楽譜でも大丈夫です。
- 練習のやり方
まずはハ長調のスケールを1番高いドの音が含まれる拍の後に、弓を切り返して練習します。
始めをダウンから始めたのであれば、1番高いドの音が含まれる拍までダウンで弾き、その後は最後までアップで弾きます。
逆にアップから始めたのであれば、1番高いドの音が含まれる拍までアップで弾き、その後は最後までダウンで弾きます。
もちろんアップからとダウンからの両方とも練習してみてください。
両方共に余裕のある方は、少しポジションが高くなる、ヘ長調などでチャレンジしてみてください。
譜面上は少し音が高くなる位ですが、弾くとなると結構左手に余裕が無くなりますし、右手にも影響を及ぼしたりするので、ここまで弾けるとかなりレベルアップしていると思います。
次はさらにレベルを上げていきますが、どうやってレベルをあげるかと言うと最初から最後まで、ワンボウスタッカートで弾く練習です。
ダウンボウから始めたのであれば、最後までダウンボウ
アップボウから始めたのであれば、最後までアップボウです。
もちろん余裕が出来たら、へ長調も練習します。
練習方法は以上になるのですが、今紹介した練習をただ考え無しに練習しても意味がないです。
意味が全くないとは言いませんが、活かしきれないです。
パッと見た感じでは、「あぁ、ワンボウスタッカートが出来ればいいんだ」と思うのですが、この練習はワンボウスタッカートが出来る様になる事が目的ではなく、あくまでも力を使わず弓をコントロール下に置くという事が目的の練習です。
ワンボウスタッカートが出来る事自体を目的にすると、多分手先に力が抜けなくなる場合があると思いますので、ワンボウスタッカートでの練習は、あくまでも手段です。
もちろん一朝一夕では難しい練習ですが、めちゃくちゃオススメの練習です。
結構練習しているのに出来ないという方は、出来ないなりの原因が、個々にあったりするのですが、ここでその説明を一つずつすると膨大な時間が必要になってくるので、僕が弾き方を解説している記事の中にたくさんヒントがあるので、気になる方は、色々漁ってみてください。
記事の一つ一つは点でしかなくとも、全て繋げると線になる様に作っています。
動画でも解説してますので、気になる方は是非参考にしてみて下さい。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!!
それではまた!!
#バイオリンの練習方法
#バイオリンの上達方法
#フーガ音楽教室